【海外赴任】駐在員は今もエリートコース?出世できなかった人の特徴

【海外赴任】駐在員は今もエリートコース?出世できなかった人の特徴

マルニ先輩
マルニ先輩

この記事のまとめ

一昔前まで海外赴任といえば華やかな勝ち組エリートコースというイメージがありました。

実際に帰任して管理職に昇格する人も少なくない…

果たして今でも海外駐在はエリートの出世コースなのか?

複数のグローバル企業で働いた経験を基に解説します

「4月からアメリカへ赴任してもらいたいんだけど可能か?」

上司から突如として舞い込んできた海外赴任の話…

駐在の話が来るってことはもしかして出世コースに乗ってる証なのか?

バツイチ君
バツイチ君

確かに駐在員は給料も高いし華やかな勝ち組のイメージがあるね

マルニ先輩
マルニ先輩

実際には駐在の目的や会社の方針によってケースバイケースだよ

周りを見渡すと、帰任して管理職に昇格する人もいればそうでない人も…

果たして海外駐在は本当にエリートが歩む出世コースなのか?

私は複数のグローバル企業で海外営業を経験し、20代で駐在員も経験しました。

そこで見た理想と現実を基に海外駐在と出世の関係について解説します。

海外駐在員が出世しやすい理由

海外駐在員が出世しやすい理由

私は新卒から海外営業に配属され、転職を通じて複数のグローバル企業で海外事業に関わりました。

そのなかで多くの人と一緒に仕事をしましたが、事実として海外駐在経験者は優秀な人が多かった印象です。

そして海外駐在から帰任して本社の管理職として昇格するケースもたくさん見てきました。

バツイチ君
バツイチ君

最近ではTOEICスコアを人事評価の対象にする会社も多いよね

マルニ先輩
マルニ先輩

中には管理職がみんな海外駐在経験者っていう会社もあるぞ

高い英語力とコミュニケーション能力を持つ駐在経験者はシンプルに優秀だから出世しているだけなのか?

これまで見てきた同僚や上司の特徴から海外駐在員が出世しやすい理由をまとめました。

なかでも国内部署出身の出世コースとは異なる特徴について詳しく解説します。

そもそも社内での評価が高い

会社は海外駐在員を1人派遣するために多額のコストを負担しています。

  • 手厚い海外赴任手当て
  • 途上国でも安全を確保できる高級住宅 
  • 家族の分を含む往復の航空券

これらのコストが前提なので海外駐在に選ばれる時点で社内評価が高いのは確実といえます。

期待もしていない社員にわざわざこれだけのコストをかけられませんからね。

その意味では「海外駐在はエリートコース」というのは正しい解釈かもしれません。

海外進出に貢献する貴重な人材

少子高齢化が進む日本では将来的に市場の縮小が目に見えています。

そんな日本企業にとって至上命題ともいえるのが海外進出の成功です。

英語が堪能で国際感覚豊かな海外駐在員及びその経験者は会社の将来を左右する貴重な人材といえます。

その一方、グローバルビジネススキルが豊富な駐在経験者は他社からのオファーも多く離職率が高い…

経営陣にとって出世は駐在経験者が転職してしまう流れを止めるために切るカードでもあるのです。

経営陣との接点ができる

駐在員は海外現地法人の経営状況を逐一、本社の経営陣に報告します。

このレポート業務で必然的に経営陣から顔と名前を知ってもらえるのは海外駐在員の特権です。

海外駐在員なら20代の若手でも役員レベルとの接点を作れます。

駐在中に経営陣に気にいられれば出世コースにも簡単に乗れるでしょう。

海外駐在はエリートコースなのか?

海外駐在はエリートコースなのか?

経験から言うと、海外駐在の経験が出生にプラスに働くのは間違いないと思います。

一方で、駐在経験がエリートの証か?と問われると少し疑問です。

なぜなら明らかに出世コースに乗っていない人にも駐在のチャンスは巡ってくるからです。

バツイチ君
バツイチ君

大きな声じゃ言えないけど「なんでこの人が?」っていう駐在員もいるよね

マルニ先輩
マルニ先輩

駐在に出す理由が必ずしも将来性への期待ってわけでもなさそうだな

私が駐在をしたときも、実際に見てきたなかで明らかにエリートコースではない海外駐在のケースが2つあります。

1つはプロジェクト単位での海外駐在です。

海外で大きなプロジェクトが始動する…

そんなとき人材のローカライズ(現地化)が進んでいない会社では現地人にプロジェクトを任せられません。

そこで日本人を派遣しての状況の変化やトラブルを逐一報告させ、対処します。

そういった単発の駐在員に期待されているのは目先のプロジェクトの成功です。

もちろんスキルが高いからこそ任命されるのですが、エリートコースとしての海外駐在とは毛色が異なります。

もう一つは日本にポストが用意できなかったケースです。

日本企業は年功序列なのである程度の年齢まで行くとそれなりのポストが用意されます。

ところがバブル世代など人口が過密な世代では全員にポストを用意するのが困難…

そんな場合に給料が高く待遇のいい海外駐在がていのいいポストとしてあてがわれるケースも少なくありません。

私の駐在中も、ほとんど仕事もせず毎日定時に変える日本人駐在員を少なからず見てきました。

はたから見たらうらやましい限りですが、決して目指すべきポジションでもないと思います。

昇格できなかった海外駐在員の特徴

昇格できなかった海外駐在員の特徴

駐在員ばっかり高い給料をもらったり早く出世したりずるい!

数年駐在しただけでエリートコースに乗れるなんてうらやましい!

国内組にはそのように妬む人もいますが、そんなに甘いものでもありません。

バツイチ君
バツイチ君

身近には海外駐在をしたのに出世が遅れている同期もいるんだよなぁ

マルニ先輩
マルニ先輩

駐在までして出世できなかった人は挽回するの結構難しいかも…

当たり前ですが、全ての海外駐在経験者が帰任後に出世するというわけではありません。

むしろ海外駐在によって出世コースに乗るかどうかの選別が早まるケースもあります。

では具体的に帰任してから出世できない人の特徴とはどのようなものなのか?

駐在先で結果を残せなかった

駐在員は大きな裁量権を持つ少数精鋭のチームです。

成果を出したときの評価はうなぎ上りな反面、結果が残せなかったときに悪目立ちします。

そんな実力が見える化しやすいシビアな環境を生かせるかどうかはその人次第です。

心を病んでしまった

駐在員は仕事がキツイのはもちろん、慣れない海外生活や狭い日本人コミュニティの窮屈さなど様々なストレスを抱えます。

なかには海外駐在中に心が病んでしまって帰国させられるケースも少なくありません。

一度心が病んでしまうと、その会社で出世を狙うのは難しくなります。

▼次の関連記事に海外駐在がキツイ理由をまとめています

【きつい】海外駐在がつらい理由とは?長時間残業の実態と対処法【きつい】海外駐在がつらい理由とは?長時間残業の実態と対処法

日本での仕事に適正がない

日本と海外とでは仕事の進め方やコミュニケーションの作法が異なります。

「日本の働き方は性に合わない、ずっと海外駐在していたい」

と、駐在経験者の中には日本の働き方よりも海外の働き方に適正を見出す人も少なくありません。

そういう人は帰任しても管理職になりたがらず、結果的に出世をのぞまないことが多いです。

出世しづらい国への派遣

一口に海外赴任といっても、実は国によって出世しやすい国とそうでない国があります。

  • アメリカやヨーロッパなど先進国
  • 伝統的に売上が大きい重要国
  • 中国やインドなど成長が見込まれている新興国

これらの国は比較的出世しやすい国に分類されます。

一方で売上が小さい国や市場拡大が期待されていない国への赴任はそこまで出世が確約されません。

「あの国に駐在したら出世コースだよ」

という花形の国はそれぞれ会社によって異なります。

真のグローバル企業

真のグローバル企業の場合は海外駐在の意味合いが一般的な日本企業と異なります。

なぜなら海外売上比率が高い企業では海外赴任はそこまで珍しいことではないからです。

私は今、海外売上比率が30%以下の企業から80%を超えるグローバル企業に転職してきました。

新しい職場では希望すれば若いうちに海外駐在を経験でき、周りに駐在経験者がたくさんます。

ここまで絶対数が多いと「海外駐在はエリートコースだ」といった偏見も生まれません。

▼次の関連記事に海外駐在に行きたい人が選ぶべき企業の特徴をまとめました

【海外駐在したい】選ばれる人の特徴と狙うべき会社は?【実体験】【海外駐在したい】選ばれる人の特徴と狙うべき会社は?【実体験】

海外駐在エリートと出世の関係まとめ

海外駐在エリートと出世の関係まとめ

海外駐在の魅力は出世できることだけではありません。

  • 英語を駆使した交渉力・プレゼンテーション能力
  • 同世代と比較にならないスピードで貯まる貯金
  • 慣れない異国の生活で鍛えられる精神的なタフさ

20代の私にとって海外駐在経験は本当に厳しい試練のようなものでした。

バツイチ君
バツイチ君

駐在経験で得られるもの全てがかけがえのない財産なんだね

マルニ先輩
マルニ先輩

40代にリストラの恐怖におびえるくらいなら20代で厳しい試練を経験しておくのもアリだな

駐在経験おかげで気づいたのは出世する以外の選択肢があることです。

私は海外駐在のおかげで出世と転職、2つのキャリアアップのから選ぶ権利を得ることが出来ました。

駐在経験で得られるグローバルビジネススキルは市場価値を高め、キャリアアップの糧になるからです。

私の場合は結局、出世ではなく大企業へ転職する道を選択しました。

同じタイミングで駐在をした同期は、今も同じ会社で出世コースを走っています。

駐在で貯めたお金で早期リタイアを計画する人もいるでしょう。

そんな魅力的な選択肢を得ることこそが海外駐在の最大の魅力です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA