この記事のまとめ
doda(デューダ)に登録すると電話がしつこいって本当?無視しても大丈夫?
転職エージェントのdodaを使いこなすにはキャリアカウンセリングが重要です
そこでdodaの電話カウンセリングに関するQ&Aを実体験に基づいて解説します
最悪の場合にはカウンセリングを断られるケースも?
dodaは人材業界大手のパーソルキャリアが運営する転職サイト・転職エージェントサービスです。
社名 | パーソルキャリア株式会社(旧インテリジェンス) |
創業 | 1989年6月15日 |
本社所在地 | 〒100-6328東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F |
URL | https://www.persol-career.co.jp/ |
従業員数 | 4,540名(有期社員含む グループ会社出向中の者は除く 2021年1月末時点) |
資本金 | 1,127百万円 |
年間売上 | 950,722百万円 |
そんなdodaに登録すると初日から転職希望やキャリアカウンセリングの予約に関する電話がしつこくかかってくるという口コミが…
心の準備もできていないのにいきなり電話がかかってくるとちょっと不安です
でもdodaのサポートは全て無料だから早めに電話カウンセリングを受けたほうがお得だよ
そこで、dodaの電話が重要な理由、上手な活用方法、しつこいときの対処法を実体験に基づいて解説します。
関連記事【コスパ最強】dodaの特徴・強みとは?転職に役立つ使い方とメリットを経験者目線で解説します
【コスパ最強】dodaの特徴・強みとは?転職に役立つ使い方とメリットを経験者目線で解説しますもくじ
dodaの電話カウンセリングとは?
まず理解するべきdodaの特徴は、転職サイト機能と転職エージェント機能を兼ね備えている点です。
転職エージェントは非公開の求人、緊急度の高い求人を多く取り扱います。
つまり、dodaにとって転職希望者の質を担保することは顧客である企業との信頼関係を作る上で重要な使命だということです。
電話をかけるのことはdodaにとって転職希望者の質を見極める大切な1歩なんですね
コロナ対策期間中は電話面談を実施
以前は転職エージェントとの面談といえばdodaオフィスにて対面で実施するのが主流でした。
しかし現在ではコロナ対策の一環として現在では原則電話での面談実施に変更しています。
忙しくて日中時間を取れない人や郊外に住んでいる人にとっては便利になったといえますね
【お知らせ】新型コロナウィルス感染拡大防止にともなうdodaサービス体制について (doda公式ページ)
電話カウンセリングの準備
dodaの電話カウンセリング当日までに準備が必要なのは以下の3点です。
- Web履歴書の更新
- 職務経歴書の作成
- 事前アンケートへの回答(メールで送られてくる)
Web履歴書は氏名や住所など基本情報の更新だけなのでそれほど時間はかかりません。
最も時間がかかる職務経歴書は自動作成ツールのレジュメビルダーでひとまず簡易的に作製しましょう。
ただし詳細に書くほどカウンセリングの精度は上がるので、時間が許す限り事前に肉付けはしておくとよいです。
電話カウンセリングで聞かれること
dodaの電話カウンセリングでは以下のことを聞かれるので事前に話すことを準備しておきましょう。
- これまで携わってきた仕事や業務の内容
- なぜ今の仕事から転職したいと考えるようになったのか?
- 将来的にどのようなキャリアを希望しているのか?
- 転職先の具体的な希望条件や転職に当たっての不安
- その他保有スキルや自身の強み、アピールできる実績、海外経験など
これらをヒアリングした上で、希望に応じて応募できる求人を紹介してもらったり、逆に転職希望者からキャリア相談をもちかけるのが電話カウンセリングの全体的な流れです。
転職するかどうかまだ決めてなくても大丈夫?
多くの人が勘違いをしていますが、転職するかどうか決めていない人でもキャリアカウンセリングは受けられます。
むしろ迷いがあるからこそ受けるべきなのがカウンセリングです
doda公式ページにも以下のように記載されています。
なるベル早くカウンセリングを受けて、dodaのキャリアアドバイザーと長期的な関係を作ることが転職を成功させるコツです。
dodaの電話がしつこい2つの理由
皆さんが普段、上司や顧客からプレッシャーを受けながら仕事をしているように、転職エージェントも様々なプレッシャーのなか日々働いています。
- とにかく優秀な人材を探してきて欲しい
- 海外での新プロジェクト立ち上げのためにグローバル人材の採用が急務だ
- 新規プロジェクトをたくさん受注してとにかく人が足りない
このようにdodaの転職エージェントが抱えているプレッシャーを想像すると電話がしつこい理由が見えてきます。
優秀な人材と見込まれている
登録に必要な情報だけでも、ある程度の市場価値が測れる可能性があります。
- 現職が有名な大企業
- 市場ニーズの高い業界・職種に長く携わっている
- TOEICスコアなど語学スキルに長けている
dodaからの電話がしつこい理由はこれら基本情報から「優秀な人材」という期待を感じているのかもしれません。
その場合、エージェントとしても紹介したい企業を複数抱えた上で電話してきている可能性があります。
そこまで期待されているなら話だけでも聞いてみる価値はありそうですね
転職が売り手市場
もう一つ考えられるのは転職が売り手市場で求人が飽和している場合です。
好景気で企業の業績も右肩上がりだと、dodaの転職エージェントも必死になって転職候補者を探し始めます。
もちろん、売り手市場なので転職候補者にとっても魅力的な求人に応募しやすくなるチャンスタイムです。
特に新卒のタイミングがリーマンショックやコロナショックと重なった人はこの機会にキャリアアップを狙いましょう
dodaの電話カウンセリングを無視するのはもったいない
転職市場は浮き沈みが激しいものです。
好景気のときはしつこく電話してきたのに、不景気になるとパタっと電話がこなくなる可能性も…
- 優秀な人材と見込まれている
- 転職が売り手市場
いずれの場合でも転職希望者にとってはチャンスなことは間違いないのでdodaの電話カウンセリングは無視しないことをおすすめします。
私はコロナショック前に転職したおかげでキャリアアップを実現しました
景気が悪くなったり転職年齢が上がり過ぎたりすると逆にカウンセリングを拒否される場合もあるので注意してください。
dodaの電話が多すぎて困るときの対処法
- 今はまだマイペースに求人情報を見ていたい
- もう少し転職意欲が固まってからキャリアカウンセリングを受けたい
そういった場合は登録の時点で以下の3つのチェックを外しておけば心配ありません。
これらは登録完了後でも設定画面から変更できます
また、それでもdodaからの電話がしつこくて困るという場合はキャリアアドバイザーの変更を依頼することも可能です。
「電話がしつこいから退会しよう!」
と切り捨てるのではなく、丁寧なコミュニケーションから解決策を見出すのは転職に限らず仕事の基本です。
他の転職エージェントと併用する
転職エージェントを1社に絞ってしまうと、その人に将来のキャリアを委ねてしまうことになります。
それはあまりにもリスクが大きいので、転職エージェントは複数併用することがおすすめです。
dodaは求人数やエージェントの質など総合力が高い一方で、業界に深く精通した専門性にやや弱さがあります。
dodaと併用するのであれば業界ごとに担当チームが分かれている専門性の強い転職エージェントが合うでしょう。
dodaの電話キャリアカウンセリングは上手に活用しよう
転職の軸を見つめ直したり具体的な求人を紹介してもらったりする意味でもdodaの電話カウンセリングは重要な転職のプロセスです。
キャリアカウンセリングを先に終えつつ、アドバイザーとの付き合いは転職のステージにあわせて柔軟に変えていけばいいんですね
dodaは長い時間をかけてエージェントと関係を作るのに最も適した転職サイトだからね
転職サイトと転職サービスが兼ね備わったいるdodaならではの幅広い使い勝手を活かして、自分に合った使い方を見つけましょう。
関連記事【コスパ最強】dodaの特徴・強みとは?転職に役立つ使い方とメリットを経験者目線で解説します
【コスパ最強】dodaの特徴・強みとは?転職に役立つ使い方とメリットを経験者目線で解説します