この記事のまとめ
会社員、30代、バツイチ、子なし
それが今の妻(当時27歳)と出会ったときの私のプロフィールでした
30代バツイチ彼氏との恋愛で辛い・苦しい経験はなかったのか?
恋愛していた頃の妻のホンネを根掘り葉掘り聞いてみた!
今や3組に1組が離婚にしているというほど、離婚は身近なものになりました。
好きになった人が実はバツイチだった!
というのは、昔ほど珍しいものではなくなってきたのではないでしょうか?
バツイチ男性との恋愛って、やっぱ女性からは敬遠されるものなのかなぁ…
実際にバツイチ彼氏を持つ女性からは「辛い」「苦しい」といった意見もよく聞くぞ
私は20代後半に離婚を経験し、30代で今の妻と出会い、およそ半年の恋愛期間を経て結婚しました。
バツイチ彼氏との恋愛は何が苦しいのか?辛いときの対処法はあるのか?
妻から聞いた恋愛時代の経験をもとに記事にまとめます。
そこから見えてきたバツイチ男性が恋愛中に気をつけるべきポイントについても解説します。
もくじ
バツイチ彼氏との恋愛が苦しい原因とは?
一度は別の人と永遠の愛を誓ったことがある…
バツイチである以上その事実から逃れることはできません。
隠しようのない過去の失敗は女性からどのように評価されるんだろう?
実は大きなバツイチ彼氏の挫折経験はプラス要素だっていう意見もあるんだよ
妻によると、私がバツイチだと聞いたとき以下のような期待があったとのこと…
- 精神的に自立していて何事にも冷静に対処できる
- 女性のワガママに対する耐性があり寛容である
- 人生経験が豊富なので色んな場面でリードしてもらえる
確かに、過去の挫折経験は人を成長させるものとして相手に好印象を与えるケースもあるはずです。
ではなぜ男性に離婚経験があると女性にとって辛いのか?
大きく分けてバツイチ彼氏との恋愛が苦しい原因には5つあります。
ちなみに、そもそもバツイチ彼氏が未練タラタラの場合は論外です!
過去が気になる
恋愛において重要なのは「今が幸せかどうか?」と「将来幸せになれるか?」です。
にも関わらず、どうしても相手の過去が気になって以下のような質問をついしていませんか?
- 以前の結婚生活は幸せだったのか?
- 前妻はどんな人だったのか?
- どんな場所を旅行してどんな思い出を共有したのか?
このように過去を気にする人はバツイチ彼氏との恋愛に向いていないといえます。
離婚の理由が浮気ではないか?DVではないか?
確認するべき過去はこのくらいです。
必要以上に深掘りして詮索するのは自身の無さの表れなのかもしれません。
実際、私は妻からは一度も過去のことを詮索されたことはありません。
バツイチに対する周囲の偏見
日本は未だにバツイチという経歴に偏見を持つ人が少なからずいます。
特に年代が上の人や、地方出身の人ほどそのような偏見も強くなります。
家族や周りの友人からの反対はネガティブな気持ちになる原因です。
彼氏がバツイチだと打ち明けられたら家族や周りの友人はどんな反応をするか?
心配な場合は打ち明けるタイミングや伝え方を慎重に決めるようにしましょう。
未練があるのでは?と疑う
消極的事実の証明、つまり「ある事実が存在しない事実を証明する」ことは非常に困難だといわれています。
それはいわゆる「悪魔の証明」というものです。
悪魔の証明とは、もともとは所有権帰属の証明の困難性を比喩的に表現した言葉だったようだが、今では消極的事実の証明の困難性を表す。例えば、“地球上にツチノコはいる”という命題を証明するためには実際にツチノコを見つければよいのに対し、“地球上にツチノコはいない”という命題を証明することは難しい。
引用元:統計数理研究所-“悪魔の証明”
- 過去の結婚生活に未練はないのか?
- 離婚の傷は本当に癒えているのか?
- 前妻のことがまだ好きなのではないのか?
このようにバツイチ彼氏に未練が無いことを証明させるのは悪魔の証明と同じです。
未練は無い!と何度言っても信じてもらえなければ健全な関係性を築くことが出来ません。
そこに存在しない“前妻の幻”のために苦しむのはやめましょう。
モノにあたる
前妻と使っていたかもしれないベッド、ダイニングテーブル、食器、冷蔵庫、洗濯機…
これらのモノにあたるのもバツイチ彼氏との恋愛ではご法度です。
もちろん写真や指輪なんかはさっさと処分すべきだけどね
一方で家具や家電みたいな高価なものは処分が難しいのも事実だ
モノに罪はありませんし、買い換える予算にも限界があります。
- いつ買ったものなのか?
- いつから使っているのか?
- 誰が選んだのか?
こうのような余計な詮索はやめて、そこにあるモノを大切にしましょう。
1回目と比較する
プロポーズ、親への挨拶、結婚式…
普通の人が一生に一度しか経験しないイベントもバツイチ彼氏には経験者ゆえの「慣れ」があるかもしれません。
そんな時に絶対やってはいけないのは1回目との比較です。
- 2回目だと1回目より感動が薄れているのでは?
- 自分は既に経験しているから積極的じゃないのでは?
- 最初の結婚式の方がもっと豪華だったのでは?
こうした1回目との比較は自分を苦しめるだけです。
もちろん「1回目より楽しく、豪華に」といった気負いも不要です。
「自分はどうしたいか?」を大切にし、不満があるときは「1回目」を引き合いに出さず素直にぶつけましょう。
バツイチ彼氏との恋愛が辛いときの対処法
バツイチ彼氏との恋愛が苦しい原因の多くは過去や他人との比較です。
逆に言えば幸せの尺度を自分の中に持つことがとても重要になってきます。
苦しさの原因がわかれば対処もしやすいかしれないね!
ちょっとした工夫をするだけでも気持ちがずいぶん軽くなるよ
- 自分のことを大切にしてくれているか?
- 自分を楽しませようと努力してくれているか?
- 困っているときや悩んでいるときに力になってくれるか?
このような自分の幸せに集中するために簡単にできる3つの対処法を紹介します。
とにかく我慢は禁物です!
過去の話をしない
バツイチ彼氏との恋愛では「過去の話をいかにしないか」が重要です。
相手の過去の話はもちろん、自分の過去の話もするべきではありません。
特に恋愛遍歴を根掘り葉掘り聞くのは禁止です。
自分の話だけしようとしてもその流れで相手の話も聞くことになっちゃうからね
そもそも過去の恋愛遍歴を聞くこと自体が自身の無さの表れなんだよ
- 今どんな価値観を持っているのか?
- 何をしているときが一番楽しいのか?
- これからの将来をどのように思い描いているのか?
と、過去の話をする前に聞くべきことは他にたくさんあるはずです。
SNSと距離を置く
SNSに載っている情報は「過去の経歴」と「他人との比較」のかたまりです。
バツイチ彼氏との恋愛中はSNSと距離を置くほうが上手くいきます。
実際、私が妻のFacebookとつながったのは結婚後で、恋愛中は一切つながりませんでした。
また、つながった後も相手の過去の投稿を読み返したりしません。
元々お互い投稿も少なく、SNSとは程よい距離感をとっていたのが功を奏しました。
2人の写真をたくさん撮る
楽しい時間を過ごせば過ごすほど、過去や他人が視界に入らなくなってきます。
特に2人で撮った写真は視覚的に今ある幸せを肌で感じられる便利なアイテムです。
風景や建物じゃなくて2人で写っていることがポイントだよ!
デートでも旅行でも、周りの目なんか気にせずパシャパシャ撮っとけよ!
私は妻との恋愛中、お出かけする際は必ずカメラと自撮り棒を持参していました。
この2つがそろうとアルバムの中身が一気に2人の思い出の写真で埋め尽くされるのでオススメです。
バツイチ彼氏が恋愛において注意すべきこと
おそらく多くのバツイチ男性が自身の経歴に少なからず引け目を感じていることでしょう。
私自身、30代バツイチで新しい彼女なんてできるのか?と最初は半信半疑でした…
ただ注意すべきなのは、バツイチ彼氏との恋愛において精神的な負担が大きいのは女性側だということです。
男性側はむしろ「バツイチな自分でも好きになってくれた」っていうだけで自己肯定感上がるよね!
だからこそバツイチ彼氏は積極的に女性の負担を軽くしてあげる努力をすべきなんだよ!
少なくとも私は今の妻との恋愛中、以下のことを意識していました。
- バツイチであることを事前に明言する
- 前妻とは既に一切連絡を取らない状態である
- 絶対に前妻と比較しない(誤解を生むような発言もしない)
- 過去の話は極力しない
- 思い出の品や写真はあらかじめ処分する
- 2人の写真をたくさん撮る
- 恋愛初期にSNS(FacebookやTwitter)でつながらない
- 結婚願望があることを早い段階でアピールする
- 彼女の両親がバツイチに抵抗がないか慎重に確認する
- 友人を紹介する際は過去の話をしないようあらかじめ口止めする
バツイチだからこそ、気をつけるべきことや意識すべきことは他にもたくさんあります。
彼女の優しさに甘えすぎないよう注意しましょう!
バツイチ彼氏との恋愛に苦しまないために
You cannot change others or the past. You can change yourself and the future.
他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる
エリック・バーン
これはカナダの精神科医、エリック・バーンの有名なことばです。
変えられないものに執着するのをやめて「自分」の「未来」を幸せにすることに集中すればバツイチ彼氏との恋愛は苦しくないと断言します。
辛いときこそ周りが嫉妬するくらいたくさん甘えたらいいんじゃないかな
バツイチ彼氏は挫折を経験して得た寛容さや包容力を発揮して彼女を幸せにしよう
私と妻はマッチングアプリで出会いました。
プロフィールに「バツイチです」と明記していたので誤解も生じず、出会いからお付き合いまでスムーズに進みました。
しかも余計な過去を掘り返してくる共通の知人がいないのでマッチングアプリはバツイチにうってつけのツールです。
私を含め、バツイチから幸せな恋愛・結婚をする人はたくさんいます。
素敵な相手を見つけられたらあとは自分次第です。